「Titanium Mobileで作るiphone/Androidアプリ勉強会&ライブコーディング」にいってきた
偉い人は言いました「家に帰ってただいまを言うまでが遠足であり、家に帰ってブログを書くまでが勉強会です」と。
Titamium Mobileとは
- スマートフォン向けアプリをつくるときobjective-cやjavaといった各コードで書くのはしんどいよね
- HTML5でやればいいんだが、HTML5はまだまだ進化途中で進化が遅い ストアには乗せられない
それならjavascriptでアプリをつくれるTitanium Mobileだ!
- Titanium Mobile製の公式アプリが約4万
- デベロッパーは30万人
Titanium Mobileについて
javaでは「Write once, run anywhare」
Titanium Mobileでは「Write once, adapt anywhere」
書いたコードが各デバイスに適応して表示される!
(例:同じタブを表示するコードでもandroidなら上に、iphoneなら下に表示など。どっちだっけ。)
Titanium Mobileにできないこと
あれもできる、これもできるはよくある話。じゃあTitanium Mobileが苦手なことって?
- 画像操作系 線をひく 写真を直接いじること
- かなりのリアルタイム性
- 3D系
- androidのカメラでオーバーレイなど(この辺よくわからなかった)
どうやって解決する?
できないことをどうやって解決すればいいのか。
- moduleで拡張する
誰かnativeでいじれる人がいれば解決!
すでに誰かが作ってくれているものを使えば解決!
Titanium Mobileでアプリを作る際でもnativeが書ける人がいて、
その人にmoduleの作成とかがお願いできればかなりいい!!
Titanium Mobile 2.0
どこがかわったの?
- 画面レイアウト系APIを一新
- Cloud Services for All Platforms(今日のライブコーディング部分)
Appcelerator cloud serviceとは何か?
アプリのサーバ側の動作をやってくれるシステム。
データストア機能、ユーザ管理機能、プッシュ通知機能などを登録するだけで簡単に実装できる。
便利!
6月末日に正式版として有料化予定らしいので、試すなら今ですね!
有料化に関する詳細は6月1日に発表だそうです!
価格は買収したcocoafishというサービスのものが参考になるそうです。
ライブコーディング
デフォルトでついている?sampleのTodoというアプリを題材にして、
ローカルにデータを保存していた部分を、前述のクラウドに保存するようまでをライブコーディングしていただきました。
(多少のトラブルもありつつ)増井さんがサクサクと保存場所を変えていくのがすごかった。
さっきまでローカルに保存していたものが次々クラウドに保存されていき、あっというまに(説明しながらで1時間くらい)コーディング終了。あれをみるとTitaniumなんでもできるんじゃないのか!?と思ってしまいますね。
講演で使ったコードも公開されています。良心的ですね。
GitHub - appcelerator-archive/sample-acs-todo: Demo app with Appcelerator Cloud Service.
質疑応答(一つ抜粋)
Q.Appcelerator cloud serviceに保存してあるデータはTitanium Mobile以外でアクセスできるAPIとかはないんでしょうか?
A.あります。様々なものを用意しています。
と、ここまでが増井さんの講演でした。Titanium Mobile初心者(私)にはとても為になる勉強会でしたね。
増井さんがサクサクやってみせてくれたので「めっちゃ簡単にできそう!」という印象でした。
作ってみたいアプリがあるので今度これで挑戦してみたいと思います!
この後サイバーエージェントさんがイベントの告知と、サイバーエージェントの最近の取り組みについて発表し、
主催のWeb CAT Studioの長尾さんがリクルートの観点からスマホアプリ開発について発表してくださいました。
どちらもスマートフォンアプリ開発についてかなり注目しているのが窺えて楽しかったです。
用があって懇親会はでれませんでしたがね。。。
個人的にはモチベーションのあがるいい勉強会となりました。
講演していただいた増井さん、主催のWeb CAT Studioの方々ありがとうございました。